なんとも痛ましい記事ですね。
戦争から戻ってみたら、平和な日々ではなく鬱な日々では話にならない。
戦争という普通の状態では考えられないような出来事が起こる場所で何日も過ごしていたら誰だって精神に異常をきたすのは当たり前です。
しかし、人生の中でそれを認めるのは至難の技なのです。
プライド・キャリア・家庭環境といろいろな問題が邪魔をし病院に行けずに人生の負のスパイラルが始まるのです。
戦争を知らない私がどうこう言うのは図々しいですが平和にのんびり暮らしている日本人はその現実を知るべきです。
アメリカが戦争をしなかったら、もしかしたら日本の貿易センターが破壊されていたかもしれない。
【5月2日 AFP】イラクやアフガニスタンから帰還した米兵の大半が、「見えない傷」とも言うべき精神疾患を訴えている。だが、不名誉な烙印を押されることやキャリアに傷が付くことを恐れて、病院には行っていない。こうした調査結果が30日公表された。
調査は、米国精神医学会(American Psychiatric Association、APA)の委託を受けた世論調査会社ハリスインタラクティブ(Harris Interactive)が、イラクまたはアフガニスタンからの帰還兵347人とその配偶者を対象に行った。
それによると、10人中6人が戦場での「不快な経験」によるストレスを今も引きずっていると答えたが、そのうち精神科に行ったと答えた人はわずか10%だった。
なぜ精神科に行かないのかとの問いには、60%が「キャリアに響くから」、53%が「周りにバカにされそうな気がするから」と答えた。
また、3分の2が「心の病について家族や友人に話したことはない」と回答。「眠れない」「憂うつ」と答えた人は半数、「何をやっても興味がわかない」と答えた人は3分の1にのぼった。
「戦争中、心の病への警告サインには気づかなかった」と答えた人は65%で、「気づいていた」の35%を2倍近く上回った。
また、配偶者に対する調査では、約3分の2が、パートナーが戦場に行き1人で家庭を切り盛りすることにストレスを感じていたと答えた。
NGO「RAND」は4月初め、イラクやアフガニスタンから帰還した米兵160万人のうち、約5人に1人がうつ病またはPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しんでいるとの報告を出している。(c)AFP